以下、2010年9月10日 17時52分 (ナショナルジオグラフィック)より
ゴキブリの脳から新たな抗生物質か?
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や病原性大腸菌など、ヒトにとって致死性のある細菌を死滅させる天然の抗生物質をワモンゴキブリの中枢神経系が作り出すという研究が発表された。また、現在までに3種のバッタも細菌を殺す同じ分子をその小さな脳の中に持つことがわかっている。
研究の共著者でイギリスのノッティンガム大学のサイモン・リー氏によると今回の発見は、地球上の動物の80%を占める昆虫の世界には新しい抗生物質が豊富に存在している可能性があることを示唆するという。
劣悪な環境で生きるライフサイクルの早い生物ほど、環境に適応する種が出てきやすいんでしょうね。特にゴキって、強そうだもん。 でも、研究者も大変ですよね。ゴキを捕まえて解剖して・・・
それにしても、最近、”虫”という存在っていろんなところで注目されてますね。
農薬の代わりに、害虫の天敵となる虫を使ったり、受粉を助けるのにも、虫を使いますし。
食料危機を救うのも、案外、虫かも。。。。
日本でも一部の地域ではイナゴを食べたり、アフリカの方だと幼虫は大切なタンパク源だし。
今は、食料としての認識はまったくないですが、いずれ食料の原料のひとつとして、何かの虫がパッケージの裏に普通に記載される日も来たりして・・・・
私は絶対にその食料食べるの嫌ですが・・・蛇とか爬虫類系の方がまだましです。